WHAT’s REMIX ?

 REMIX とは?
世に出ている音源はボーカルや各楽器、構成をバランス良く統合されたもので、一つのまとまった音源として完成される最終作業をミックスダウンと言います。
REMIXと言うのは【RE=再び】【MIX=構成】の意味で、ミックスダウンされてる音源を再構築することになり、その再構築内容は多種多様にある訳です。
80年代に流行った12インチシングルが、その代表例で、当時多かったREMIXは「1番はインストロメンタル、2番から通常曲の1番が入る、間奏を長くする、ブレイクポイントが多い(ドラムだけが流れてる等)」通常3~4分の曲を7~8分に長くしたロングバージョンが主流でした。
現在では様々なREMIXがあり、各アーティストが発表する曲を始め、REMIX専門職、DJなどなど…幅広い方がREMIXを手がける様になってきています。
僕がしているのもREMIXであり、その仕様は曲に合わせて様々なスタイルにしております。
 編曲とは違う?
編曲というのは、ミックスダウンの前に入る作業のことで、その曲自体にどんな楽器を足せば良くなるとか、曲構成をどのように組めば良くなるとかと言ったプロデュースに当たる部分になるのでREMIXとは異なります。
編曲者がアレンジが得意な場合は、ミックスダウンした曲を、また別のスタイルでミックスダウンする事もあります、アルバムに収録されてるバージョンとシングルカットしたバージョンが違う…と言う事もありますが、この場合、シングルカット曲がアルバム発表の時に、すでにミックスダウンで出来上がっていたのか?アルバムバージョンを元に再構築したのか?・・・で変わります。
有名なのが【DURAN DURAN】の【Seven and the Ragged Tiger】の一曲目に収録されている【THE REFLEX】です。
アルバムバージョンとシングルバージョンでは聴いただけで違いが分かるほどに仕様が変わっており、イントロ部分、シンセとギターのフレーズがアルバムバージョンとは逆、サンプリングが入ってるなど…
公式ではREMIXとは出ていませんが、アルバムバージョンと聴き比べたら、明らかにシングルバージョンはREMIXされてるバージョンだと思ってしまいます。
これは単なる僕の想像でしかありませんが、THE REFLEX -Single Remix Version-と公式発表していないのは、シングルバージョンが正規バージョンでアルバムバージョンはデモレベルの音源を、あえて収録させて、シングル発表した時に、あまりにも違いすぎる(シングルバージョンの方がかっこいい)インパクトを狙ったプロモーション的な発想があったのかもしれないと思っています。
編曲者がREMIXを手がけることもあり、自らミックスダウンした曲を、自らREMIXする事も多々とあります。
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  REMIXの種類
REMIXに必ず付いている「~~MIX」ってのがありまして、基本的にはREMIXのスタイルを表してるのですが、中には意味を持たないネーミングもあります。
REMIX製作者が自由にネーミングできるので、作者の名前を付けてる曲も多いですね。
僕がよく使う「EXTENDED~~~MIX」のEXTENDEDってのは【特別な…】と意味があり、ダンス向けにしてる場合は【DANCE MIX】、ドラムやパーカッションなどの打楽器系を強調してる時は【CLUB MIX】ドライブだとか疾走感ある雰囲気なら【DRIVE MIX】とか【NIGHT MIX】とか・・・曲の雰囲気や感じでネーミングするのも多々とありますね。
その他のREMIXとなると、ボーカルトラックだけを使い、伴奏を全て変えた曲やバラードをダンス向けに変えたり等と色々あるのもREMIXの特徴です。
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  REMIXの魅力
やはり、元々好きな曲が、よりかっこよくなって長く聴けるところに魅力を感じますね。
初めてREMIXを聴いた時に得た感動を、自分が仕立てたREMIXを聴いて、同じ思いになってもらえたら・・・とも思います。
今はパソコンである程度の知識があれば作れる時代になったも良い事だと思うので、どんどん色々な人がREMIXを作って、それぞれの想いをカタチにすれば良いと思いますね。
ダンススクールも多くなってきてるので、ダンス発表の時に使う曲や結婚式やイベントなどに使う曲などを手がけたいとも思います。

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