古き怖き時代…それが昭和

さてー昔々物語をよく書いておりますが、懐かしくて古き良き時代と思う反面
今考えると、すごく恐ろしい物や出来事も多くあるのが昭和時代。

私の過ごした昭和40年代よりも30年代が凄まじい!!
その名残はあったものの40年代に入り、消滅していったものもたくさんありますが、いくつか実体験、当時使っていたものをピックアップしていきます。

まずは…

昆虫採集セット!!

なんと!! 本物の注射器が入っている 今では絶対にありえない子供のオモチャ!
中にあるものは【殺虫剤と防腐剤】【ルーペ】【ピンセット】などなど…
殺虫剤と防腐剤は【水を着色した液体】なので無害のようですが…注射器はまるっぽ本物! 
しっかりとした針が付いてるものなので違った使い方も可能!

私も持っておりました…よく注射器が指に刺さり、プクっと指先から血が出て、吸ってましたが…
注射器自体、使っても消毒するわけもなく…バイ菌が針に付いてることもあり得るわけで…
当時、破傷風も流行ってたぐらいですから…今思うと本当に恐ろしいですね~

そして…
今では所持してると100%補導!大人であれば銃刀法違反になるでしょうー

鉛筆削り用のミニナイフ!

当然!持っておりました。

シャープペンシル・通称シャーペンなんて、小学校時代には後に出てきた代物で、低学年時代は
えんぴつだけだったので、鉛筆を削るための道具は必需品。
そこであったのが、折りたたみ式のミニナイフ。
キーホルダー式になっているミニナイフやペーパーナイフもゴマンとありました。
うちは貧乏だったので、鉛筆も次から次へと買えるわけでもなかったので、筆箱には上記の画像のように…持つことさえ困難な鉛筆がたくさんありましたね。
持つこと出来ませんから…書くことは当然できませんwww

このナイフも刃が錆びてきたり、刃こぼれすると、鉛筆を削るより指を削る方が多くなるので、すごい切れ味鋭いナイフにしていました。
クラス全員がほぼ所持していますから…ケンカになったら大事ですよー

よく「凶器は無しな!!」って耳にしましたが…こういう事だったんですね。
実際に相手にはできませんが…

母上がこのような人に玄関でやり取りをしてるのを見たことがあります。

押し売り!!

文化住宅と言われる【長屋】に住んでいて、玄関から室内に入る間が少しだけ高くなっているので、そこに色んな生活グッズが入った大きなカバンを拡げて、何やら話し込んでるのを見た記憶があります。
もちろん当時は【押し売り】なんて言葉も知らないので、ボゲーっと見てただけですが…調べてみると・・・なんともお粗末な物ばかりのようで…
1回洗濯したら伸びるパンツだとか…糸を通そうとしたら割れるボタンだとか…ちょっと引っ張ったら切れる糸だとか…
まぁ~ヤク○がシノギでボッタクリをしてた時代ですから、しっかりとした物なんて無いでしょうね~
母上が発狂して追い出したり、押し売りが脅してたってのは記憶に無いので無難にやり過ごしたのかと思いますww

この他にも…当時の駄菓子は、今と違い人工甘味料の塊!
昭和40年代からは徐々に廃止されていきましたが、30年代はコスト重視で【チクロ】【ズルチン】と言われる【人工甘味料】は発がん性、催奇形性、中毒性が強く国が使用中止にした薬品。
30年代の駄菓子、ジュースにはこれらがバンバン使われていました。
それは【砂糖】を使うよりも、はるかに安く【甘く】できるからっていう理由です。
今で言うと…アジアのどこかの大きな国のような感じですがww
そんな中で育ってますから、虫歯保持者も今よりも数段多く…学校の定期歯科検診では、ほとんどの生徒が虫歯でした。
それで、虫歯を治療するにも、虫歯の数が多く、治療代が高い…
だから・・・放置する・・・グラグラになってくる・・・自力で抜く!
この地獄のスパイラルローテーションでダンダン歯がなくなっていく…
ほとんど歯がないクラスメイト居ましたよwwwww

上の歯が透けたら屋根に向けて投げる。
下の歯であれば便所に流す・・・(逆やったかな?…)
ま、まぁ~こんな摩訶不思議な風習すらあるぐらいでしたね。

私も上の歯がグラグラになってて、母上に相談したら、足の親指に糸を巻き付け、それを取れかかってる歯に糸を装着して、足を強制的に伸ばされる!!
ポン!!っと勢いに任せて抜くのですが・・・痛さはごまかせず!!
激痛に耐える!!
・・・ってしか治療法がなかった、あの時代… ホントに恐ろしい!!!

電車であろうが、バスであろうが、飛行機であろうが、関係無しに吸えたタバコ。
寄生虫に感染してる子供(サナダムシ・ギョウチュウ)リアルバイオハザードですよw
学校では定期的にぎょう虫検査がありました。

子供も常備していたマッチ(だから放火や不審火が多かった)
野良犬満載!(野ざらしのドーベルマンとボクサーに追いかけられたことがあります)
浮浪者満載!(川べり・高架下・学校の外壁など、至る所に在住)
バラして集めれば、かなりの火力になる火薬が集められる花火が普通に販売してた。
学校の先生が生徒を「殴る・蹴る」なんて当たり前。
ポットン便所に物を落とすことも当たり前。
近所付き合いが親密すぎてプライバシーが一切通用しない!
(隣の人が勝手に家に上がってくるなんて当たり前)

こうやって書くと・・・
ALWAYS~三丁目の夕日の映画のような美談ばかりではありませんね~~ww
40年代と30年代では、すごく違ってるのも確かで、格段と40年代に入り、色々なものが変わり、修復、変更、規制されました。
それでもこんなんですよwww

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