大阪雑学・万博 EXPO 70

1970年3月15日(日曜日)から9月13日(日曜日)までの開催で183日間。
テーマは【人類の進歩と調和】
総入場者数は【6421万8770人】
海外参加は76カ国・国内参加は32団体。
★世界各国で行われた万博の中で歴代2位

大阪万博の入場者数は上海万博が行われるまで世界1だったんですね~。

1日で多い時は83万人が来場し入場規制が引かれるほど!
★大阪のエスカレーター事情。
大阪ではエスカレーターで止まって待つ場合は【右側】で待ちます。
他府県に行くと【左側】で待ち【右側】を空けるのが多いです。
この【大阪ルール】のようなのができたのが万博から。
エスカレーター右側待機規制を万博で行ってから、大阪では【エスカレーターでは右側で待機、左側を空ける】となったようです。
★ケンタッキーフライドチキン1号店
海外からの出店も多く、様々なお店が並んでいました。
その中でも特に着目されたのが【手に持って食べれるチキン】ってことで、露店感覚で出店したKFCが爆発的に売れて、そのまま日本進出!
そんな日本進出の足がかりとなった大阪万博を記念して、現在の万博跡地・ららぽーと EXPOCITYだけ特別に【ビッフェ形式の食べ放題KFC】があります。

★大阪御堂筋などの一方通行制の理由。
大阪には大きな一方通行制道路がたくさんあります。
御堂筋・四ツ橋・堺筋・松屋町筋。
大阪万博開催で交通が混雑することを踏まえ、そしてその先に起こる車の普及率を考慮し、大阪万博が始まる昭和45年1月、開催直前に一方通行制に切り替わりました。
★太陽の塔

大阪万博と言えば、そのシンボルとも言える【太陽の塔】

デザインは世界でも有名な【岡本太郎】
その斬新なデザインは当時も話題になりました。
当初は屋根に隠れる設計で進んでいましたが、そのデザイン性を活かし、屋根から頭が出ている設計に変更。
その結果、とてもインパクトのあるモニュメントになりました。

★太陽の塔の顔。
太陽の塔には4つの顔があります。
一つは塔の最上部にある黄金の顔。
これは【未来】を象徴。
正面の腹部にある顔は【現在】
背面にある黒い太陽(顔)は【過去】
そして、万博終了時に失踪した太陽の塔内部にあった
【地底の太陽(顔)】意味は【いのり】

・外観に3つの意味・内部にも3つの意味。
外観にある顔は【未来・現在・過去】で
内部が【いのち・ひと・いのり】となります。
呪術的な構想になっていたようです。
紛失した【地底の太陽】も再生復活し、太陽の塔に4つの顔が帰ってきました。★太陽の塔のモチーフは【からす】
それは岡本太郎氏が、カラスが好きだったから♪

★太陽の塔のネーミングの由来は?
これは当時、人気だった小説から来ております。
石原慎太郎の短編小説【太陽の季節】から。

★黄金の顔がライトアップ
太陽の塔のてっぺんの黄金の顔の眼がライトアップしてたのですが、飛行機に影響するとのことで中止してました。
しかし、LEDライトに変更して、飛行機に影響がないとされ、現在は輝かしく、黄金の顔の眼が光っております。

大阪万博HPに当時のパビリオンや経緯などが書かれています~。
http://www.expo70-park.jp/

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